このツールでできること
「箱の展開図メーカー」は、ほしい大きさのふた付き紙箱を、自分で印刷して作るための無料ツールです。幅・奥行き・高さを動かすと、3Dの完成イメージと展開図(型紙)が同時に変わります。小物の整理、ギフト、工作、紙箱の試作などに使えます。
- サイズを指定して展開図を自動作成:箱の内側の大きさ(内寸)を1mm単位で決められます。細長い長方形の箱も、正方形の箱も作れます。
- ふた付き:本体と、上からかぶせる「かぶせぶた」を一緒に作ります。ふたの深さ・ゆとりも調整できます。
- A4に原寸で印刷:型紙PDFは縮小せず実寸で作ります。A4に収まらない大きな箱は、複数ページに分けて印刷できます。
- 必要な紙の大きさがすぐ分かる:用意する厚紙の大きさと、印刷に使うA4用紙の枚数を表示します。
作り方
- 内寸を決める。 入れたい物を測り、幅・奥行き・高さを設定します。「用意するもの」で必要な厚紙の大きさを確認します。
- 100%で印刷する。 型紙PDFを「実際のサイズ(100%)」で印刷し、ページにある50mmの目盛りを定規で測って確かめます。
- 複数ページなら貼り合わせる。 説明ページの「ページの並び」と⊕の印を見ながら、灰色の帯(重ね代)に隣のページを重ねて貼ります。
- 厚紙に写す。 型紙の線を厚紙に写します。方法は次の2つです。厚紙に直接印刷する場合は、お使いのプリンターが使える紙の厚さを確認してください。
- おすすめ:切り抜いてなぞる。 型紙の外周を切り抜き、厚紙に乗せて外周を鉛筆でなぞります。折り線は、型紙の縁にある折り線の端の位置に鉛筆で印を付け、定規で印どうしを結びます。のりしろの記号(A〜H)も厚紙に書き写します。使う物は鉛筆と定規だけです。
- 別の方法:型紙を厚紙に貼る。 印刷した型紙をスティックのりで厚紙に貼り、型紙ごと切って折ります。線を写す手間がありません。ただし、のりしろは厚紙ではなく、厚紙に貼った型紙の紙に接着されます。型紙と厚紙の接着が弱いと、角からはがれることがあります。のりしろを貼る位置(点線の枠)だけ型紙をはがしてから貼るか、型紙をしっかりしたのりで貼ってください。型紙1枚分厚くなるため、ふたがきついときは「ふたのゆとり」を0.2mmほど増やしてください。
- 切って筋を付ける。 外周(実線)を切り、折り線(破線)に定規を当てて、インクの出ないボールペンなどで軽く筋を付けます。
- 側面を起こして貼る。 線のある面が内側になるよう側面を起こし、のりしろを内側へ折って、同じ記号の「貼る位置」に貼ります。のりしろはすべて側面の内側に貼ります。
- ふたを作ってかぶせる。 ふたも同じように組み立て、のりが乾いてから本体にかぶせます。
用意するもの
- 厚紙:画用紙や紙工作用の厚紙など、折り目を付けられる紙。必要な大きさはツールの「用意するもの」に表示されます(本体用とふた用で各1枚)。
- A4の普通紙:型紙を印刷するため。枚数はツールに表示されます。
- 道具:鉛筆、定規、はさみまたはカッター、机を保護する下敷き、折り筋を付ける道具、紙用接着剤または両面テープ、スティックのり(型紙を貼る方法を使う場合)。
家庭にある物で代用するには
| 目的 | 代用品 | 確認すること |
|---|---|---|
| 箱の材料 | お菓子などの空き箱 | 平らな部分の大きさ。折り目や穴を避けて型紙を写します。 |
| 型紙 | 使用済みコピー紙の裏面 | プリンターで印刷できる状態か確認します。 |
| 折り筋 | インクの出ないボールペン、丸いスプーンの柄 | 端材で試し、紙を破らない力加減を確かめます。 |
| 接着中の固定 | 洗濯ばさみ、クリップ | 紙片を挟んで、跡が付くのを抑えます。 |
| 表面の装飾 | 包装紙、紙袋 | 貼り重ねた厚みで、ふたの合い方が変わります。 |
寸法と紙厚の考え方
入力する幅・奥行き・高さは、本体の内側の大きさ(内寸)です。紙には厚みがあるため、外側は少し大きくなります。このツールでは、紙の厚みの中央を基準に展開図の線を引き、折っても長さが変わらないと仮定して計算しています。
- 本体だけの外寸(目安):幅・奥行きは「内寸+紙厚×2」、高さは「内寸+紙厚」。
- ふたの内寸:本体の外寸に、ゆとりを両側ぶん(×2)足した大きさ。
- 内寸は各面の中央で測る値:のりしろは箱の内側に貼るため、角の近くはのりしろの厚みぶん狭くなります。
紙の硬さや折り癖、のりの厚みまでは計算に入れていません。実際の仕上がりは紙や作業によって変わるため、ふたがきつい・ゆるいときは「ふたのゆとり」で調整してください。
よくある質問
入力する寸法は内寸ですか、外寸ですか?
幅・奥行き・高さは箱の内側の大きさ(内寸)です。紙の厚みの分だけ外側は大きくなり、本体だけの外寸(目安)は幅と奥行きが「内寸+紙厚×2」、高さが「内寸+紙厚」です。内寸は各面の中央で測った設計上の目安で、角はのりしろが重なるため少し狭くなります。
ふたがきつい、またはゆるいときはどうすればよいですか?
詳細設定の「ふたのゆとり」を変えてください。ゆとりは本体の外側とふたの内側のすき間(片側)です。きついときは大きく、ゆるいときは小さくします。ゆとりは紙厚より小さくできません。
厚紙に直接印刷できますか?
お使いのプリンターが対応している厚さの紙であれば、厚紙に直接印刷できます。対応していない場合は、普通紙に印刷した型紙を切り抜いて厚紙に乗せ、外周を鉛筆でなぞって写す方法(おすすめ)か、型紙をスティックのりで厚紙に貼って型紙ごと切る方法で作れます。
A4より大きな箱も作れますか?
作れます。型紙がA4に収まらない場合は、複数ページに分けて原寸で印刷します。ページを貼り合わせた型紙を大きな厚紙に写して箱を作ってください。
入力した寸法や型紙はどこかに送信されますか?
箱の計算・3D表示・展開図・PDFの作成はすべてお使いのブラウザの中で行い、そのために入力した寸法や型紙を外部に送信することはありません。会員登録も不要です。なお、サイトの利用状況を把握するため、ページの閲覧に関する一般的な情報は取得しています。このページのURLには寸法が入るため、閲覧したページのURLとして寸法が記録されることがあります。
印刷した型紙の大きさが合わないときは?
印刷の設定で「実際のサイズ」または「100%」を選び、「用紙に合わせる」をオフにして印刷し直してください。各ページの50mmの目盛りを定規で測ると、倍率が正しいか確認できます。
このツールについて
URLには寸法が入っているため、同じ箱をあとで作り直したいときは、そのページのURLを保存しておくと便利です。
箱の計算・3D表示・PDFの作成はすべてお使いのブラウザの中で行い、そのために入力した寸法を外部に送信することはありません。
3D表示に Three.js(MIT License)、PDFの日本語表示に Noto Sans JP(SIL Open Font License)を使用しています。どちらもサイト内に同梱しています。各ライセンス全文は同梱ファイルをご覧ください。